流行っている物にうとい

これが北海道民の性なのかもしれない
西村禮 2024.06.05
誰でも

一応、コラムをここ数年に渡り書いている訳ですが(紙媒体で)

いつも書き始める前は何を書こうか悩みますね。他のライター様はそういう経験ないのかな。

みなさん目的やイメージをはっきり持って執筆しているので、私のようにグダグダしてなさそうですが。

そうそう、レターというものは有益な情報しか書けないみたいな。

そんな強迫概念があったのですが、いざ誰かのためになることを…と身構えると書けなくなるんですよね。まぁ一度として誰かのためになる記事を書いたことはないのですが。

今、何が流行っているの?

今日の本題です。

最近の流行が全然わかりません。アラサーも後半に差し迫る私は生来あらゆることに無頓着。

小学生の頃に周りの女児がこぞって見ていたアニメはスルー。

たまごっちも買ってもらったけど使い方が分からず放置(結局母がハマっていた)

そこで思い出すのはあのブーム

20年以上前、私が小学校高学年くらいの時に運動靴の踵にコロコロがついた商品がバカみたいに流行ったんですよ。

こういうやつ

Amazonより

Amazonより

ヒーリーズって言うんですね。

で、当時は珍しく「すごい良いなあ!」って思ったんです。

さっそく街にはこれを履いた子が溢れていました。

私も欲しくて母におねだりしたんですが、やっぱり小学校高学年だと微妙なかんじなんですよね。

3歳下の妹の学年で爆発的に流行ってるかんじで、5.6年生はちょっと恥ずかしくない?みたいな。

そんな空気感もありました(高学年で履いてた人すみません)

足のサイズもすでに今と同じ24センチありましたからね(身長も6年生で160センチになった)

結局諦めたヒーリーズの結末(これが北海道だ)

欲しいけど周りの同学年はそんなに履いていないという葛藤の中、街で見かけると羨ましかったです。

しかしキッパリと諦めるある出来事が。

同じ学校に東京から転校してきた子がいたんですよ。

ずっと周りを見てはタイムスリップしてきた未来人みたいな顔してましたね。

その子が「なんでこの靴こんなに流行ってんの?」と怪訝そうに言うじゃありませんか。

え?どういうことだろう。

「あの靴1年以上前に流行ってたけど、なんで今更…?」

どうやら東京ではすでにブームも落ち着いていた模様。

私はそれを聞いて風のようにブワーーと憧れが去っていきました。

「そ、そうだよね」

と謎の相槌を打って同調したのを覚えています。

北海道は1年遅れでやってくる

最近はわかりませんが、私が子どもの頃は流行は北海道へ1年遅れて来るなんて言われていました。

今はTikTokやYouTubeで情報をいち早く仕入れられるので地域格差はないでしょう。

ただ、情報の伝達というよりは「良いと感じる」のが1年くらい遅い気がするんですよね、道民って。

そんな時差も楽しんでいたあの頃。

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